thought, lifeAkiko p SatoComment

To Write

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To Write

書くこと
 
9才の頃 読んだ本の中で、
主人公の女の子が鍵付きノートに「秘密日記」をつけていた。
詳しい内容は、忘れてしまったけれど、
鍵、の付いたノート。
何を書いてもよい、私だけの秘密の場所。
と、いう響きに なんだか ワクワクしたのを覚えている。

早速、私も新しいノートを買ってきて、好きになった人(ベルサイユの薔薇のオスカル。笑) のことなんかを ドキドキ夢中で書き始めた。
 
中学生になると、思春期の揺れる恋心や、親や学校への不満などを毎日ノートに綴るようになる。
 
要領が悪く、嘘がつけないのか、
厳しい学校に通いながら いつも私だけ先生にみつかっては怒られていたあの頃。笑 
 
家に帰って、1人ノートと向き合いながら、
「わたしは、そんなに悪いのだろうか?」と、対話したりして自分を励ました。
 
その後も 人生で実現したいことをリストアップしてみたり、(書くと実現しやすい気がする)
自由に詩や絵を描いてみたり、、
  
誰に見せるでもない日記だからこそ、安心して思いっきり書きまくった。
 (母や、ボーイフレンドに見られ、けんかになったこともあったけれど。笑)

月日が経ったある日、お腹に赤ちゃんができた。
妊娠したら 頭がボーッとして、あんなにすらすら書いていた日記が、書けなくなった。
 
子どもが生まれて暫くは、忙しくてなかなかゆっくりノートと向き合えなくなってしまったけれど、
書くことは 、やはり自分にとっては 瞑想みたいなものであり、自分を客観的にみつめるためにも 必要なんだ と思う。

今思うと 自分だけの為に時間をとり、ゆっくり自分自身と打ち合わせをするって、とっても贅沢!

どんなに忙しくても、少しだけ自分1人の時間をとってノートと向き合ってみる。
頭の中にある全てを、ただ書いてみる。 
ジャッジはしない。
 
それだけでなんだかスッキリするし、とても沢山の気付きがある。
 
まだ試してない人には、是非やってみてほしいな☆